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歯科検診について
歯科検診について
はじめまして。
東灘区の歯医者 井村歯科クリニック
院長の井村です。
寒さがすっかりやわらぎ春の気配が感じられるようになってきましたね。
さて、この度当院でもブログを始めることになりました。
患者さんにちょっとでも歯のことに興味を持ってもらい、虫歯や歯周病にならずにおいしくご飯を食べていただき、亡くなるその日まで自分の歯でお食事していただけるように過ごしていただくお手伝いを私たちでさせていただけたらと思っています。
ところで、みなさんは8020運動ってご存じですか?
8020運動とは厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「80歳で20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食べることにほぼ苦労しないと言われています。つまり、80歳でもほとんどの食べ物をおいしく食べることができます。
皆さんが美味しそうなバイキングに行ったとしましょう。もし入れ歯だったらそこにある美味しそうな料理のうち6割は噛むことができません。入れ歯だったら美味しそうなローストビーフやステーキなどのお肉が噛めずに、うどんかリゾット、グラタンしか食べられず悲しい思いをすることになるかもしれません。そうならないためにも、歯を大切にしましょう。
歯を大切にするために歯科検診を受診していますか?
っていうか、そもそも最近歯医者さん行きました?
このブログを読んでくれるくらい歯科に興味を持ってくださっている方は恐らく皆さん定期検診に通ってくださっていることと思います。ですが、このブログを読んでいない方にこそちゃんと歯科検診を受診していただきたいのです。いま、このブログを読んでいるあなたの旦那さんや奥さん、お子さん、またはご両親は定期的に歯医者さんに行っていますか?
案外行っていない人のほうが多いです。そしてお子さんが歯が痛いと言い出して「あんた早く歯医者行ってきなさい」と言って行かせたときにはもうすでに虫歯が進行して、神経の内部にまで波及しており、神経を抜いて差し歯にしなくてはいけないかもしれません。歯の痛みというのは、結構な大きさの虫歯になるまで発生しません。愛する我が子が銀歯になるのを避けたいのなら、ぜひ歯科検診を受診させてあげてください。また、大人の場合は重度の歯周病になった場合も歯が痛くなります。そして歯周病の恐ろしいところは、重度になるまで痛みが出ることはほとんどなく、痛みが出たころにはもう手遅れで抜歯しないといけないかもしれません。
旦那さんのお口のにおいが気になったりしませんか?
もしかしたらそれ、歯周病かもしれませんよ。
歯周病を放置すると歯を支える骨が溶けてグラグラしてそのうち歯を抜かなくてはいけなくなります。そうなったら食事をおいしく食べられなくなり、硬いものが噛めなくなります。
食事も家族と同じものが食べられず、別に用意してもらわなくてはならなくなります。
それは、同じものが食べられなくなるだけでなく、食事を用意してくれる方への負担にもなります。そうならないためにも、やっぱり歯科検診は大切です。
こども医療について
神戸市では0~2歳までは自己負担なし(無料)で、3歳~中学3年生までは2割負担で1医療機関・薬局ごとに1日最大400円(月2回まで、3回目以降無料)となっています。
ぜひ健康な歯を大切にして毎日おいしいご飯を食べましょう!